夏は涼しく、冬は暖かい畳は、日本の生活様式に欠かせない伝統的な床材です。
■畳とは |
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日本の伝統的な床材で、芯材となる板状の畳床(たたみどこ)の表面にい草で織った畳表(たたみおもて)を付け、さらに両際に帯状の布でできた畳縁(たたみべり)を縫い付けたモノです。 奈良時代には畳の原形があったと言われています。それが進化し、鎌倉時代には現在の様に部屋の床に敷き詰める様式となり、江戸時代に入ると建築物の重要な要素として定着しました。 畳(たたみ)は主に畳床(たたみどこ)、畳表(たたみおもて)、縁(へり)で構成されています。 |
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▲縁なし半帖畳 | |
■畳床(たたみどこ) |
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現在では昔ながらの稲わら畳床から稲わらサンドイッチ畳床、建材畳床等、用途に合わせて多様な材質、種類があります。 |
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稲わら畳床 |
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天然素材、稲わらを幾層にも重ね合わせ、圧縮したものです。踏み心地が良く、耐久性、吸放湿性、断熱・保温性にも優れています。一般的には厚さが55ミリとなります。 |
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稲わらサンドイッチ畳床 |
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稲わらの間にポリスチレンフォーム(発泡保温材)を挟み込んだ畳床になります。稲わら畳床と建材畳床の中間品です。稲わら畳床の様に踏み心地が良く、軽量で保温性により優れています。 |
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建材畳床 |
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稲わらを使用せず、インシュレーションボード(木質のチップ材を圧縮したもの)とポリスチレンフォームを組み合わせて縫い込んだ畳床です。軽量で低コスト、断熱・保温性に優れています。また、工業製品のため型崩れしにくく、ダニ等も発生しにくい特徴があります。 床下地材がコンクリートの場合、下部がポリスチレンフォームの畳床を使用することでコンクリートへ伝わる熱エネルギーのロスを少なくすることができます。現在ではマンションやアパート等でよく使用されています。厚さは35ミリ〜60ミリの範囲で5oごとになります。 他にもインシュレーションボードのみで構成されたボード畳床(厚さは30ミリ〜60ミリ)、薄畳用の畳床(厚さは15ミリ〜)等いろいろとあります。ご利用の際はご相談ください。 |
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■畳表(たたみおもて) |
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い草の茎を染土という粘土質の泥の中につけて染め、乾燥させて織ったもので、畳の表面に張ります。 畳表はい草の長さや1枚あたりの使用数、織り込んでいる糸の種類、織り方などで、畳表の良し悪しが決まります。 一般的に1枚の畳表は約4,000本、高級品になると6,000〜7,000本程のい草を使用しています。 い草を織り込んでいる経糸(たていと)の材質で大きく2つの種類(糸引き表、麻引き表)に分類されます。 |
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糸引き表 |
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一般的に普及されている畳表で、経糸に綿糸を使っています。そのため湿度による伸縮率が多く、麻引き表と比べると耐久性が劣ります。 |
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麻引き表 |
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経糸に麻糸を使った表です。太い麻糸を使用しているため、厚く弾力があります。また、糸引き表よりい草の織り込みが多く丈夫で長持ちします。 |
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目積表 |
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縦の織り目が通常の半分の幅で目の細かい表です。主に縁なし畳で使用されています。 |
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和紙表 |
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い草ではなく和紙を使用した表です。変色や日焼け、色ムラが少ない。キズが付きにくいので小さいお子様やペットがいるお宅にオススメです。 ”ダイケン健やかおもて 銀白”など、色や織り方で様々な種類があります。 |
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*大建工業株式会社のホームページへ | |
天然素材畳シリーズ ダイケン健やか おもて 銀白(ぎんぱく) |
爽やかな銀白色の畳表です。 伝統的な和室からフローリングとのコーディネートまで、幅広い用途におすすめです。 撥水性にすぐれ、タバコのコゲ跡も補修可能なタイプもあります。このタイプは一般住宅はもとより飲食店や旅館などにも適しています。 |
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天然素材畳シリーズ ダイケン健やか おもて 黄金白(こがねはく) | |
上段、「銀白」のカラーバリエーション。 洗練された黄金色の畳表ですから、新感覚のインテリアデザインにご活用いただけます。 |
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天然素材畳シリーズ ダイケン健やか おもて 綾波(あやなみ) | |
タタミのイメージを一新する綾織の畳表です。 印象的な3タイプの色調をご用意。 縁なし畳のためにデザインしました。 |
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*この他にもい草の産地や織り方、用途などによって様々な表があります。また、"セキスイ美草"などシックハウス症候群や環境に配慮された表もあります。ご相談下さい。 |
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お茶の伊藤園とのコラボレーションで誕生した、消臭効果抜群の茶葉入り畳 ■「さらり畳」のご案内(PDFファイル 234kb) |
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■縁、畳縁(へり、たたみべり) |
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畳の側面に縫い付けられている布のことです。
材質は化学繊維や綿糸やテトロン糸が主流で高級畳縁として麻糸や絹糸のものがあります。柄は多種多様で縁見本の中から、お好きな縁をお選びいただけます。 |
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京間(きょうま)・本間(ほんま) ・本間間(ほんけんま) |
6尺3寸×3尺1寸5分 約191センチ×95.5センチ |
中京間(ちゅうきょうま)・三六間(さぶろくま) | 6尺×3尺 約182センチ×91センチ |
江戸間・関東間・五八間(ごはちま) ※北海道ではこの寸法を基本としています。 |
5尺8寸×2尺9寸 約176センチ×88センチ |
団地サイズ | 5尺6寸×2尺8寸 約170センチ×85センチ |
■畳の敷き方 |
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